今回はAndroidの実機をPCにUSB接続する。まずはUSBドライバーを取得する。Android SDKのあるフォルダをエクスプローラーで開き、「SDK Manager」を右クリックして現れるメニューから「管理者として実行」を選択して起動する。
そして「Available packages」を選択、ここで「Third parth Add-ons」にチェックを入れる。
「Google Inc.add-ons(dl-ssl.google.com)」の中に「Google Usb Driver package, revision 4」があり、チェックが入っていることを確認して、「Install Selected」ボタンを押す。
「Accept All」をチェックして「Install」ボタンを押し、インストールを開始する。
もう「Android SDK and AVD Manager」は終了して構わない。
これでAndroid SDKフォルダの中に「google-usb_driver」というドライバーの格納されたフォルダができた。
まずは接続するAndroidの実機のベンダーID(VID)とプロダクトID(PID)を調べる。
Androidの実機をUSBケーブルでPCに接続する。そして「スタート」ボタンの「コンピューター」を右クリックして現れるメニューから「プロパティ」を開く。
デバイスマネージャーが開いた。Androidの実機を示す「ADB」にビックリマークが付いている。この項目をダブルクリックして開く。
ADBの「詳細」タブで「ハードウエアID」プロパティを開く。
USB\Vid_0bb4&Pid_0c87&Rev_0226&MI_01 USB\Vid_0bb4&Pid_0c87&MI_01
次にAndroid用のUSBドライバーのファイルを編集する。
「スタート」ボタンのテキストボックスに「notepad」と入力し、「notepad」を右クリックして現れるメニューから「管理者として実行」を選択してメモ帳を開く。
そしてメモ帳で先ほどダウンロードしたAndroid用のUSBドライバーのフォルダにある「android_winusb.inf」を開く。
infファイルが開いたら「Google.NTx86」(32ビットWindowsを利用の場合)もしくは「Google.NTamd64」(64ビットWindowsを利用の場合)というセクションを探す。
そして先ほど調べたAndroid実機のVIDとPIDを追加する。
; ; HTC Desire %SingleAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_0BB4&PID_0C87 %CompositeAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_0BB4&PID_0C87&MI_01 ; HTC Desire for taking root by unrevoked3 %SingleAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_0BB4&PID_0C94 %CompositeAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_0BB4&PID_0C94&MI_01
android_winusb.infファイルの編集が終わったら保存する。これでドライバーの編集作業は終わりだ。
デバイスマネージャーを開き、「ADB」を右クリックして現れるメニューから「ドライバーソフトウエアの更新」を選択する。
そして「コンピューターを参照してドライバーソフトウエアを検索します」を選択する。
ここで先ほどダウンロード&編集したドライバーが含まれるフォルダを指定する。
「ドライバーソフトウエアの発行元を検証できません」と言われても気にせずに「このドライバーソフトウエアをインストールします」を選択する。
これで「Android Composite ADB Interface」としてドライバーがインストールできた。
デバイスマネージャー上でもビックリマークのついた「ADB」が消え、「Android Composite ADB Interface」に変わった。
最後にきちんとAndroid実機が接続できていることを確認する。
Eclipseを起動して、「DDMS」を開く。すると「Device」タブに実機の項目が表示されている。「Screen Capture」ボタンを押すと、、、