ネイティブなAndroid開発は、雛形となるプロジェクトを作るのが面倒で、ちょっとしたソースコードテストをしにくい。そのため、簡単にAndroidプロジェクトを自動生成する「EasyProjectGenerator for Android」を作りました。
「EasyProjectGenerator for Android Ver 1.00」をダウンロードしてデスクトップへ解凍する。これでインストールが終ります。
インストールしたフォルダにある「HelloJni.bat」を実行する。
すると自動生成するAndroidプロジェクト名を入力するダイヤログが開く。今回は「Test103」とした。
するとEasyProjectGenerator for Androidのインストールフォルダ内にプロジェクト名と同じフォルダができる。これが自動生成されたAndroidプロジェクトです。
実際に自動生成したプロジェクトを利用するためEclipseを起動し、「File」メニューの「New」にある「Android Project」を選択する。
そして「Create project from existing source」を選択し、先ほど生成されたフォルダを指定する。
これでEclipseにAndroidプロジェクトとして取り込めた。
プロジェクトフォルダ内には「_build.jni.bat」がある。これを実行すると、、、
ダブルクリックひとつでAndroidネイティブソースコードがビルドされる。
もしもbashが見つからないというエラーが生じる場合は、環境変数のパスに「c:\cygwin\bin」を追加する。
次にEclipseでプロジェクトを右クリックして現れるメニューの「Run As」にある「Android Application」を選択する。
するとAndroidエミュレーターが起動して、自動生成したネイティブアプリが実行される。
まだまだ未完成な部分もあるが、これからはこの「EasyProjectGenerator for Android」を利用して雛形プロジェクトを生成、利用する。