左の図は私のPCでのWindows Updateの更新履歴を示したものだ。この図を見て何か気がつくことはないだろうか?
よく見ると「MSXML 4.0 SP2 セキュリティ更新プログラム(KB927978)」と「MSXML 4.0 SP2 セキュリティ更新プログラム(925672)」という項目が何度もインストールされている。本来であれば1度だけインストールすればいいものを何度もインストールしているのだ。
また、インストールするたびにCドライブのルートに新しいフォルダを作成して「msxml4-KB927978-enu.log」というファイルなどを作成する。この図の場合は一度インストールした後の状態なのでフォルダが2つ作られているだけだが、10回インストールした後であれば20個ものフォルダとファイルが作られることになる。
これらの更新プログラムが何度もインストールされないようにするには、Windows Updateの画面から「利用可能な更新プログラムを表示します」をクリックする。
そしてチェックが入っている「MSXML 4.0 SP2 セキュリティ更新プログラム(KB927978)」という項目の上で右クリックをして現れたメニューから「更新プログラムの非表示」を選択する。
同様に「MSXML 4.0 SP2 セキュリティ更新プログラム(925672)」に対しても同じ操作を行う。
これで次回からWindows Updateを実行しても同じ更新プログラムがインストールされなくなる
...とは言うものの、この対処方法では、また同じように何度もインストールされる更新プログラムが現れたときには同じように非表示に設定する必要がある。手間のかかる話しだ。