Office 2007はライセンス認証しないと閲覧モードに移ってしまう


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Microsoft Office 2007はインストールにプロダクトキーが必要ない。ただしWordやExcelの起動時に「25文字のプロダクトキーを入力してください。」という旨の画面が表示される。

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「×」ボタンを押してウインドウを閉じようとすると「セットアップをキャンセルしてもよろしいですか?」と聞かれるので「はい」ボタンを押す。

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すると「Microsoft Office Professional 2007の構成が中止されました。」という画面が表示され...

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問題なくWordやExcelなどの全機能を利用できていた(既に過去形)。このようにしてプロダクトキーを指定しない状態でOfficeを使っていても、起動時に入力用の画面が表示される以外はまったく問題なく利用できていた。バージョン情報の画面を見ても「残り39回利用できます」のようなメッセージが表示されているわけでもなかった。
しかし、今日起動してみると図のようにメニュー項目が灰色になってしまい。まったくと言っていいほど利用できなくなった。

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Excelだけでなく、Wordでも同様だ。ファイルを開いて閲覧することはできるが、入力や編集が一切できない。Excelは検索機能が動いたが、Wordでは検索機能も動かない。


何も表示されていなかったのだが、おそらくプロダクトキーを入力しないで利用している場合は50回の利用制限があったのだろう。つまり51回目の起動からこのように機能が利用できなくなるのだろう。




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当然ことながらこのままでは使い物にならないのでプロダクトキーを入力した。

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すると「インストールの種類を選択してください」と言われた。しかし種類を選択するも何も、「今すぐインストール」と「ユーザー設定」しかない。ここではとりあえず「ユーザー設定を」を選択した。

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すると氏名などの編集画面が表示された。ユーザー設定項目はこれだけのようだ。

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「今すぐインストール」ボタンを押すと「Microsoft Office Professional 2007を構成しています...」と10秒程度待たされた。

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そして「Microsoft Office Professional 2007の構成が正常に完了しました。」という表示。

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しかし、ここまで進んでもまだOfficeの機能は灰色になっていて利用できなかった。




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一度Excelを終了して、再度起動すると今度は「Microsoft Office ライセンス認証ウィザード」が開いた。インターネット経由でのライセンス認証(アクティベーション)は気分的に嫌なのでここでは電話経由を選択した。

ちなみにWindows Vistaの場合はインターネットに接続していると強制的にネット経由でアクティベーションを行ってしまうということがあったので、事前にネットワーク接続を切った状態でプロダクトキーの入力などをしていた。その可能性は低いだろうがもしかすると接続時は強制的にオンライン認証されるのかもしれない。

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そして表示されているフリーダイヤルに電話をして確認コードを入力。電話のアナウンスでは「ステップ4のA~Gの欄に...」のように言っていたが、確認コードの入力はステップ3のようだ。

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これで無事にライセンス認証が終了した。

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これで機能が灰色化することもなく正常に利用できるようになった。


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