これまた知らないうちにVirtual PC 2004用のWindows XP SP2のイメージファイル(VHD)がダウンロードできるようになっていた。
ダウンロードは「IE6 App Compat Test Image」から可能。
開発者などのためにInternet Explorer 6やWindows Internet Explorer 7での動作確認環境の提供用というのがダウンロードを始めた目的らしい。Windows XPのライセンスなしで利用できる。
ということでさっそくダウンロードして、Virtual PC 2004SP1上に読み込んで起動。ちなみにVirtual PC 2004SP1自体も無料ダウンロード可能。まぁ2007年になったらVirtual PC 2007の無料ダウンロードが始まるからいまさらな感じだけど。
起動時の画面をよく見ると「Windows XP Professional」「Evaluation copy. Build2600.xpsp_sp2_gdr.050301-1519(Service Pack 2)」となっている。このことからも分かるように今回無料ダウンロードが始まったWindows XPのイメージは期間限定の評価版。2007年4月1日以降は起動しなくなるらしい。
ようやく起動終了。「スタート」メニューの中を見てみるとものすごくシンプル。「マイコンピュータ」もなければ何もない。最小限のものだけ。
そして使っているうちにエラー発生。エクスプローラが落ちた。こうなると何もできなくなりVHDを初期状態に戻すことに。再び起動しても同じようにエラーが起きる。結局Windowsが起動してから20秒以上操作できたことがなかったぐらいの頻度で落ちまくる。
まったく使い物にならなかった。
自分で構築したWindows XPやWindows 2000などは日本語版でも英語版でも正常に動いているから配布されているイメージ側の問題のような気もする。まぁ仮に動いたとしても期限も機能制限も大きいから実用性にはとぼしいかもしれない。
※ちなみにvhdファイルをVirtual PCのほかのマシンからアクセスすることができた