最近のパソコンはほとんどがAT互換機でWindowsが動いている。ソフト開発をするときもWindowsとInternet Explorerのバージョンにさえ気を配れば問題ない。
とは言うものの今でも古いパソコンを使っているユーザーは少なからずいる。古いパソコンであってもAT互換機であれば問題が生じることはほとんどない。しかしそのようなユーザーの中にはNEC製のPC-98シリーズを使っている人もいる。
アプリケーションのパッケージに動作保証は「AT互換機のみ」と書いておくだけでなく、インストーラーなどでPC-98しりーずであることをチェックして動作保証がないことを警告しておくといいかもしれない。ちなみに古いマシンと言うとMIPSやAlpha、Power PCチップのWindowsパソコンなんてものも存在するが...これらは当時でさえユーザー数が少なかったから考えなくてもいいだろう。
// // NEC PC-98シリーズかAT互換機かのチェック // bool IsNEC98(void) { return ((::GetKeyboardType(0) == 7) && ((::GetKeyboardType(1) & 0xff00) == 0x0d00)) ? true : false; } void Test(void) { if(IsNEC98()) ::MessageBox(NULL,_T("このパソコンはNECのPC-98シリーズです"),_T(""),MB_OK); else ::MessageBox(NULL,_T("このパソコンはNECのPC-98シリーズではありません"),_T(""),MB_OK); }