MFCは多機能で使い勝手のいいフレームワークだ。しかしちょっと手の込んだことをしようと思ったり、ほかに配布するためのEXEを生成しようというときには途端に使い勝手が悪くなる。その反面、WTLは機能はシンプルだがMFCのようにDLLに依存することもなく、小回りのきくフレームワークになっている。
私は昔は「MFCがないとWindowsプログラミングはできない!」と思っていた。しかし最近ではMFCを使うことはまずない。ほぼ全てをWTLで作成している。使えば使うほどMFCにはない良さが分かる。
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WTLはVisual Studio 2005に標準では備わっていないのでダウンロードして取得する。ちなみにここでは
日本語版WTL8.0を利用することにする。
WTLをダウンロードしたらVisual Studio 2005がインストールされているフォルダをエクスプローラで開く。
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そして適当な名前でフォルダを作ってそこにWTLを解凍する。ここでは「WTL」というフォルダ名にした。
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解凍したWTLのAppWizフォルダにある「setup80.js」というスクリプトを実行する。これは通常のVisual Studio 2005用のもので、
Visual Studio 2005 Express Editionの場合はsetup80x.js、
Visual Studio .NET 2003はsetup71.js、
Visual Studio .NET 2002はsetup70.jsを利用する。

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この状態ではまだWTLのインストールは終わっていない。次にVisual Studio 2005を起動して、「ツール」メニューから「オプション」を開く。
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そしてインクルードフォルダとしてWTLを解凍したフォルダの下にあるincludeフォルダを指定する。
以上の操作でVisual Studio 2005上からWTLが利用可能になる。
一連の作業から分かるようにWTLに含まれるsetup80.jsは必要なファイルをコピーしてインストールするわけではない。そのため解凍したファイル群は削除してはならない。
