■はじめに
ここでは画像を表示するためのプログラムの開発を通じてVisual Studio 2005の使い方を紹介する。
本来であればプログラムの完成形を明確に決めてから作業すべきだ。しかしここでは行き当たりばったり私が思いついた機能や処理を実装ながら作業を進める。
作業環境としては
・Visual Studio 2005 Professional以上
・Visual Studio 2005 Service Pack 1
・Windows SDK
・WTL 8.0(日本語版)
を前提としている。
![]()
最初にプロジェクトを作成する。Visual Studio 2005を起動する。そして「ファイル」メニューの「新規作成」から「プロジェクト」を選択する。
![]()
すると「新しいプロジェクト」ウインドウが開く。ここで左側のプロジェクトの種類から「WTL」を選択し、テンプレートとして「ATL/WTLアプリケーションウイザード」を選択する。そしてプロジェクト名を指定する。ここでは「ImageViewer」とした。
もしも「WTL」や「ATL/WTLアプリケーションウイザード」が見当たらない場合は、WTL8.0日本語版アプリケーションウイザードをインストールする。
![]()
ATL/WTLアプリケーションウイザードが開いた。ここでさまざまなオプションを指定可能だ。今回はデフォルトのまま利用するため、そのまま「完了」ボタンを押す。
![]()
これでプロジェクトが作成され、基本的なソースコードが自動生成された。
自動的に生成されるのはhファイルが5ファイル、cppファイルが2ファイル、アイコンとツールバー用画像とリソースファイルになる。
![]()
まだ何もソースコードに変更を加えていないが、まずは実行してみよう。プログラムを実行する前にはビルドする必要がある。「ビルド」メニューから「ImageViewerのビルド」を選択する。
![]()
するとコンパイル、リンクと自動的に処理され、ソースコードから実行ファイルが生成される。
ビルドが正常に終わると画面下部の「出力」ウインドウに「ビルド: 1 正常終了、 0 失敗、 0 更新、 0 スキップ」のように表示される。
![]()
ビルドが正常に終わったことを確認したら実行する。実行するには「デバッグ」メニューから「デバッグ開始」を選択する。
![]()
これで自動生成したプログラムを実行できた。メニューバーとツールバー、ステータスバーを備えたウインドウになる。
今回は画像表示に関する処理を何もしていない。次回はこのウインドウの白背景部分に画像を表示できるようにしよう。
